野外コンサートで失敗しない音響設備と注意点について

野外コンサートで失敗しない音響設備と注意点について

コンサートを行う際に必ず必要となるものが音響設備です。音響設備がなければ、会場にいる人全員に音楽を届けることができません。特に野外で開催されるコンサートでは必要不可欠といえるでしょう。野外コンサートでは、屋内で行われるコンサートとは、音響設備について異なる注意点があります。野外コンサートにおける音響設備の選び方と設置について紹介します。

必要となる音響設備

屋外で行われる野外コンサートで必要となる音響設備は、5つです。音楽を流すための媒体であるデッキに始まり、マイクにパワーアンプ、ケーブルコードにスピーカーが基本となるセットといえるでしょう。

デッキ

デッキとはCDプレーヤーやカセットデッキのことを言います。別の媒体と接続して直接音楽を流すことができるデッキもあります。どのような媒体から音楽を流すかによってデッキを選ぶことが必要です。

マイク

マイクがなければスピーカーを通じて歌い手の声が会場に響かないでしょう。有線マイクと無線マイクの二種類ありますが、音ずれが起きる可能性があるので、野外でであっても有線のマイクを活用するほうが良いです。野外コンサートでは、楽器用のマイクと歌手のマイクとを別途用意するほうが、きれいに音を響かせることができます。

パワーアンプ

パワーアンプとは、デッキや楽器、マイクから流れている音を増幅させて、大きく聞こえるようにする設備のことです。パワーアンプはスピーカーの性能や入力系統などから選ぶ必要があります。近年では、アンプがあらかじめ内蔵されたスピーカーも多く展開されています。

ケーブル

野外コンサートを行う際に必要不可欠な存在がケーブルです。野外には、当たり前ですが電源がありません。しかし、音響設備を動かすためには電源が必要です。電源を引っ張るためにケーブルが必要となります。特別なケーブルが必要かと思われますが、そのようなことはありません。普通の家庭用のケーブルで問題なく音響設備は稼働します。ただしある程度の長さは必要です。電力不足の場合は、ポータブル発電機があるとよいでしょう。

スピーカー

音を出力するための設備がスピーカーです。スピーカーによって音の質が大きく変わるので、野外コンサートの場合は良質なスピーカーを選ぶとよいでしょう。基本的にはワット数が多いほど大きな音を出すことができます。

ミキサー

あると便利な設備としてミキサーがあげられます。マイクの音を調整し、複数の音を出す際に役立つ存在で、高性能の音を届けることができます。離れた人に音を届ける際に役立つ存在です。

野外コンサートでの音響設備の選び方

野外コンサートの際には、屋内でのコンサートとは別の音響設備の選び方が必要です。特にスピーカーとアンプは、音が反響しない野外コンサートでは重要な位置を占めています。

スピーカーの選び方

野外コンサートに参加する人数とワット数で選ぶことになります。ワット数が多いほど、より大きな音を出すことが可能です。音楽イベントならば、観客1人に対して6ワット必要とされており、15人ならば100ワット、50人ならば300ワット、80人ならば500ワット、170人のイベントならば1000ワットのスピーカーを選ぶとよいでしょう。

アンプの選び方

スピーカーのワット数に応じたアンプを選ぶ必要があります。複数接続する場合には、ハイインピーダンス接続ができるものを選ぶとよいでしょう。

音響設備の設置方法

野外コンサートでは、音響設備の配置に注意が必要です。ライブなどは、基本的に前方の2か所程度にスピーカーを配置することで、音の方向性を出すことができてよいのですが、音が反響しないので分散配置するほうが良い場合もあります。音の減退を見込んだうえで、上部や側面方向に配置してもよいでしょう。

音響設備をしっかりと確保してコンサートを成功させよう

野外コンサートでしっかりと音を届けるためには、音響設備を欠かすことはできません。基本的に必要となる音響設備は、屋内の設備と大きく変わりませんが、場合に応じてケーブルコードや発電機も必要です。野外コンサートは、屋内のように音が反響しないので、スピーカーのワット数を大きくするとともに、配置位置に注意が必要です。リハーサルで音の響きを確認して、野外コンサートを成功させてください。